学校のLMSが使いにくい、LMSがないなどいろいろなケースが考えられますが・・・
Word ファイル、PowerPointファイル、動画、音声などのオンラインで提出を求める場合に使えるツールを紹介します。Google Form や Microsoft Forms は通常は匿名でも回答できるように設定できますが、ファイルの添付を求める場合は、必ず送信する側に「認証」を求められます。
Microsoft Forms
Microsoft Forms の使い方はこちらをご覧ください。
フォームのタイプを設定するバー右端のプルダウンメニューを開き「ファイルのアップロード」を選びます。アップロードできるファイルの数、ファイルサイズの制限をかけることもできます。回答者側の画面は右のようになります。
学生に回答用のURLを配布するために、右上の「共有」を開きます。
ファイル提出を求める左側のフォームでは「すべてのユーザーが返信可能」という部分がグレーアウトされて選択できないようになっています。右の写真が通常のフォームの場合のメニューです。
ファイルの添付を含むFormのURL を開くと、回答者はまず学校のメールアドレスでログインすることを求められます。
提出されたファイルはこのように表示されます。WordファイルもPDFもクリックするとブラウザー上で開きます。
学校でMicrosoft のメールアドレスを使っている場合(Office 365を契約している場合?)は、これが一番使いやすいかもしれません。
Google Form
Google Form の使い方はこちらをご覧ください。
フォームのタイプを設定するプルダウンメニューで「ファイルのアップロード」を選ぶと、ドライブへのファイルアップロードの許可を求める表示が出ます。「次へ」を押すと、ファイルサイズやファイルタイプの設定をする画面が出ます。
Microsoft Formsと違ってフォームの共有(送信)画面は通常の場合と違いはありませんが、送られたURLを開くとGoogleへのサインインが求められます。すでにログインしている場合でも本人確認のウィンドウが表示されます。
提出されたファイルはGoogle Drive に保存されます。
提出するファイル名には学籍番号・名前をつけるように指示しておくと整理しやすいかと思います。
Padletで提出
Padlet の共有設定で「書き込み可能」にしておくと、学生はPadletのウィンドウにファイルをDrag&Dropするだけで提出できます。ただし匿名で投稿されるので、ファイル名に学籍番号や名前を入れるように指示しておくのが良いでしょう。(–> Padletの使い方)
フォームの場合と異なり、提出されたファイルは誰でも見ることができる点には注意が必要です