ビデオにタイトルや字幕をつけたいとき

投稿者: | 2021年7月20日

オンラインのビデオ編集サービスやスマホ、iPadで使うことのできるビデオ編集アプリなどたくさんあるので、どれを使ったらいいのかわからないですね。全てのサービスを紹介することはできませんが、やりたいこと別に少しまとめてみます

講義ビデオや教材ビデオに字幕をつけたいとき、学生に字幕をつける課題を出した時に使えるアプリやサービスの紹介です。

Capcut

iOS / Android それぞれに対応するアプリがあります。オンライン版、Mac / Windows用アプリはありません。

学生のスマホにインストールしてもらう必要はあります。ユーザー登録なしで使うことができるので、貸出用iPadなどでも利用できそうです。

さまざまなスタイルの吹き出しが用意されており、文字のアニメーションもパターンが豊富なので、動画だけでなく、吹き出し付きの静止画アニメーションを作るのも面白いと思います。また、日本語だけですがテキスト読み上げ機能もついています。TikTok 用の動画を作るためのツールのようです。

テキストトラックを複数入れることができるのもありがたいですね。

ナレーションを録音することができるので、画面や字幕を見ながらアフレコすると言う活動も可能です

たくさんのBGMや効果音を無料で使うこともできます

機能や使い方の紹介はこちらのページを参考にしてください

Clipchamp

無料で使えるオンラインビデオ編集サービスです。ユーザー登録なしでも使えますが、登録すると編集データを保存することができるのでお勧めです。

テキストのレイアウトはこのように多数用意されています:

Clipchampもテキストトラックを複数入れることができます。

Clipchamp上で音声を録音することができないので動画を見ながらナレーションを入れると言う活動はできません。

Clipchampについてはこちらに簡単にまとめています。

VN

Mac / Windows / iOS / Android それぞれに対応するアプリがあります。オンライン版はありません。

こちらのサイトに使い方の説明が出ています。

テキストのレイアウトは9種類あります。

吹き出しを入れることもできますが、一定文字数以上は表示されないので使い勝手は良くないです。

スマホの縦長ビデオを使用しても、フレーム比率を「オリジナル」以外(下の写真では16:9)に設定すると、ビデオ以外の部分は黒背景ではなくぼかしが入り、ビデオの部分にフォーカスが当たっているように処理されます。そのため、字幕を横長の画面にたっぷり入れることができます。

VNも、映像、文字、音楽それぞれ複数トラックを追加できます。ただ、細い枠の中に複数のトラックが表示されるので、少しわかりにくいかもしれません。

ビデオ素材なしで字幕だけ入れた状態で音声を録音することができます。どんな学習活動に使えるかな?