教室で行われる授業を,教室に来ることができない学生に向けてzoomで流す(中継する)場合の音の問題を検証しました.
結論は,教室のマイクを使う場合も使わない場合も(大人数講義でも少人数の演習でも)zoomに(PCに)イヤホンマイクをつけておけば,音声に関しては問題なしです
ただし,この方法では,教室にいる学生の発言をzoomで参加している学生に流すことはできません.
zoomで参加している学生の声を教室に流すことは可能だと思いますが,実際に試していないのでうまくいくかどうかわかりません.
以下のビデオはzoomの画面を録画したものです
(1) 教室のマイクで拡声された音をzoomが拾うとこんな感じになります
テーブルの上にMac Bookを置いてzoomを立ち上げています.外部マイクは接続していません.
(2) 有線のイヤホンマイク(Pixel3付属のイヤホンマイク)をつけてみました
(3) Bluetoothイヤホンマイク(AirPods Pro)を付けてみました
有線のイヤホンマイクよりも音量が大きいですね
雑音を色々立ててみましたが,音は消えなかったけど邪魔にはならないですね!
(4) Bluetooth骨伝導イヤホンマイク(Aftershoks)を付けてみました
AirPods よりも音がこもってますね.
教室にも学生がいるので,耳は塞ぎたくないときにはこれがおすすめ
同じ教室内で複数の端末からzoomに参加すると,ハウリングを起こします.
教室にいる学生にもチャットに参加させるためにzoomに接続させたりするのは危険です!
詳しくはこちらをご覧ください
インタラクティブな授業をする場合には,ロイロノートスクールやMentimeter,NearPod などzoom以外のツールを併用することをお勧めします.
教室でPowerPointスライドショーをプロジェクターに投影しながらzoomにも共有する場合でも,「発表者ツール」は使えそうです.
--> PowerPointの発表者ツールを使いたい